ご挨拶
皆さんは、向井珍味堂という社名を聞かれると。「お酒のアテ、おつまみ屋さん」?と思われがちですが、そうではないのです。
基本理念でもお話していますように、向井珍味堂とは、「他にはない、珍しい、おいしい味のものをつくる会社」という意味なのです。
それも、いつの時代もお客様に満足して頂けるような、ひとりよがりではない「こだわり」を求めていかなければなりせん。
また私どもは「小さなマーケットの大きなシェアのものを複数持つ」という戦略で、天然の素材を使った風味・品質・安全性の三拍子そろった本物にこだわり続けたいのです。
そして、打ち上げ花火的な「ベストセラー」よりも、本当にその良さが認められ、いつまでも皆様に愛される「ロングセラー」のものづくりを目指します。
具体的に、その取扱い商品は簡単に表現すると、信号の三色『赤・黄・緑』。
赤は唐辛子等のスパイス、黄はきな粉と金ゴマ、緑は青のり。これらの特化した得意分野を極め、それぞれ日本一になりたい、というのが、私どもが目指す夢なのです。
そのために必要なキーワードは
1.幹は変えない、が、枝葉は時代に即応
「絶対変えてはいけない背骨の部分とハイスピードで時代に対応して変えていかなければならない枝葉の部分」があります。
背骨の部分は、わが社の基本理念でこれは不変です。枝葉の部分は時代に合った設備や製造工程の近代化・合理化による
組織の改善・活性化、人材育成などです。2.お客様、生産者の皆さんの両方があってのこだわり
お客様はもちろんのこと、原料を供給して頂ける生産者、仕入業者の皆さんのお陰で、私どもがあることへの感謝の気持ちが大切です。3.素人の発想が新しい時代を切り開く
既存の業界や社内の常識にとらわれない新鮮な感覚=素人の発想。即ち買う側、一消費者の立場に立った商品企画、開発手法が次世代の向井珍味堂を牽引するのです。(マーケット インの考え方)
社歴、業界が古いからこそ、新しいことにチャレンジして参ります!
4.社員一人一人が、商売、経営を考える自立型の企業へ
自分達の未来は自分達で創り出そう!!という考えの下、いつでもコツコツと社員同士お互いに“共育”し合うことを継続していきます。
この4つのキーワードが必要かつ非常に重要となってまいります。
最後に、より美味しい「本物」の味を通じて、お客様の健康、安心安全のお手伝いができ、「食べてしあわせ!」と感じて頂けることが、何よりも私どもの喜びなのです。
これからも向井珍味堂を末永く、よろしくお願い申し上げます。