「四万十川」の下流が、台風の影響で大雨!!!今度は「台風10号」なんです。
西日本を長ぁ~~い時間かかって通り過ぎ、
ホッとした、と思ぅた矢先やったんです。
高知県・中村市で、なんと、
『3時間で250ミリ!!』
の記録的な大雨!
なーにぃー。それって、うちの四万十川の
青海苔の加工場のとこやん!!!
それでそれで、またまた、メチャメチャ
心配になって、四万十川に、電話したんです。
トゥルルルル・・・トゥルルルル・・・・・・ガチャ!
「はいっ、加用(四万十川の責任者の名前)
です。」
「毎度おおきに!中尾です。台風の後で、どえらい大雨
やったんやって!?
どないでっかー?
大水出て、工場とか倉庫とか水、漬いてません??」
「そらぁー、すんごい雨でしたよ~~。
それと、とんでもないカミナリ。
光ったかと思うた瞬間に、ピシャー、バリバリーー!!!
多分、街のあちこちに、雷落ちたと
思いますよおー。」
「どひゃー!そりゃー大変(タラー。)」
「四万十川も警戒水量をちょっと
超えてたけど、まあ、水害は、
心配せんでも大丈夫やったです。」
「ーホッ。よかったぁ~~。
そしたら、加工場も青海苔も
大丈夫やったんですね!
お大事に!
ほなっ、宜しゅう、頼んまっさー!!」
ガチャ!
と、いうところで、ほっと一安心。
こんだけ気ぃ揉まんならんのも、
はたまた天産物屋さんの宿命!
なんですっ。
けど、普通は、
1時間に50ミリ
雨降ったら、都会では、水浸し状態。
それが、
『3時間で250ミリ!!』
にも持ちこたえるとはっ!
さすが、自然と調和している「四万十川」
ならでは。て感じです。
川に、ダムが無いから、大増水しても
耐えられるように、自然がそうしてくれてるんです。
きっと、前にお話した『沈下橋』も、
濁流の水面下で、大水に耐えてたんでしょう!
【復習:沈下橋って?】・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
四万十川には基本的にダムが無いので、
大雨が降って増水すると、水面が物凄ーく上がってきます。
そんな時は、な、な、なんとこの橋が、
水面より下に沈んでしまうんです!!
その時もし「橋」に「欄干」が有ると、「橋」は激流に流されてしまう。てな訳で、「欄干」の無い、水面の下にもぐって「沈んで」しまう橋。
それが、「沈下橋」なんですわ!
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今回は、大自然の怖さとパワーに、
脱帽!
ほなまた。