おはようございます♪
青のり担当の小林です!
早速ですが、青のりとあおさの違いってご存知でしょうか?
えっ!?青のりは青のりじゃないの?そもそもあおさって何?
と思っておられる方が多いのではないかと思います。
スーパー等で売られている製品には、青のりと書かれたものと
あおさと書かれた製品がございます。
この2つの大きな違いを簡単にいえば、青のりは川で採れるもの。
あおさは海で採れるものです。
先程申し上げた通り、青のりは川で採れますが、川でも海水と
淡水が交わる汽水域で採れます。写真は四万十川です。
今は全然採れなくなりましたね。。。
産地は、主に四国や瀬戸内海地域で、採集時期は産地にもよりますが、
11月から3月頃になります。
一方、あおさは海で採れますが、浅い海で浮遊したものが岩などにくっついて
育ちます。産地は、愛知県や静岡県が中心で、採取時期は、春と秋の時期になります。
風味についてですが、青のりは香りが強く、口にしたときも溶けるような
食感で青のりそのものの風味を味わえます。
あおさは、青のりに比べると香りは弱く、口にしたときも青のりに比べると溶けにくく
風味も青のりのようにはございません。
青のりは、元来採れる数量が少ないところから価格が高かったのですが、ここ数年は天候不順や河川の環境の変化で、さらに採れる数量が少なくなり、価格が大きく上がっております。
あおさも、青のり同様海の環境の変化で、以前に比べると採取量は減ってはますが、それでも全体数量はあおさのほうが多いです。
次回は、青のりとあおさの用途をお話させていただきたいと思います。
2020年8月27日