カテゴリー
黄の小話

フリーペーパーに掲載!

『豆乳きなことりゅふ』
 
     「digimaga」に掲載!
                   の巻

いやー どうも どうも 
みなさんお久しぶりです みきっぺです。コンニチハ。

え?いつもと雰囲気が違うって?

いやー忙しくってねぇ。最近、仕事がねぇ。

ごめんなさいねぇ、こんなご時世に。
なあーんだか知らないけど取材が多くって・・
本当困っちゃうよ。はは

ってゆうか、今も取材中なんだよね、

あ、カメラさん
撮影は手短にね。

一回きりでお願いしますよ!
みきっぺは忙しいんだから・・・・

・・って、え?

撮影してるのは

みきっぺじゃないって?

 は?

あら、そういえばカメラのレンズの向こうに
あるのはうちの商品

「豆乳きなことりゅふ」

じゃないの!!!

 まあ、まあ、なんとまあ!
みきっぺの勘違い!!

さ、そろそろ、本題に移りたいと思います。
 
 なんとみなさんもご存知、我らが女性の味方マツキヨこと

 マツモトキヨシ
のフリーペーパー「digimaga」!

『豆乳きなことりゅふ』掲載されました!!

 わーい!パチパチパチ・・・拍手!!(あーみきっぺ恥ずかしいわネ)

 その中に
 お取り寄せ可能のヘルシースイーツ

というコーナーがありまして、そこに

豆乳きなことりゅふが載っているんですよ!!

 みなさーん!!マツキヨ行ってフリーペーパー
 もらってきてね!!

 P42だよ!!

 

 さーどんどん注文よ来い!!

カテゴリー
黄の小話

黒豆危機一髪!

丹波篠山へ行って来ましたっ!

   ●●●●  ●●
  ●    ●●    ●
  ●  丹波の黒豆  ●
   ●    ●●    ●
    ●●●   ●●●
  

  産地からのHOTなお話です。

10月になってすぐ、
店主・中尾は、もう居ても立っても
おられへん気持ちで、
早速、丹波地区の黒豆の産地を
見に行って来ましたっ!

大阪にある「きなこの厳煎屋」を
朝早く出、車をぶっ飛ばして、
約2~3時間。

        到着しました!

    「丹波・篠山」

『黒豆』の生産者、酒井さんと
待ち合わせして、いざ!畑へ!!
そして、作柄などのお話を伺いました。

  
★酒井さん:

  いやーっ、夏までは、絶好調
  やったんです!
  暑さのおかげで、今年は、
  去年とは違い、順調。
 「豊作」模様やったんです。
  
☆店主・中尾:

  ほーおっ。それで?
     
★酒井さん:

  ところが~、あの『台風』の連続
  で、終わりました。

☆店主・中尾:

  えぇーっ?どないなりましたん??
    
★酒井さん:

  8月の始め、ちょうど花が咲いた
  ころにー、まず、『台風』の風で、
  「花」が傷んだんです。
 
  さらに、16号、18号と、続けて
  葉っぱを飛ばし、根っこを捻じ曲げて
  行きよりましたんですわ! 

  そやさかい、残った「葉っぱ」も
  大分枯れて、全体が茶色っぽいですやろ。
  葉っぱが無いと実が大きくなりませんのや。

          
☆店主・中尾:

  ほんなら、これからどないなります?
     
★酒井さん:

  そうやねぇ~、これから10月の天気
  次第やけど、多分『半作』の半分くらい
  やろねぇ~~ (^^;)
(平年の1/4しか採れへん、て意味!!ですっ)

☆店主・中尾:

  どひぇぇぇーっ!!!

  
ってな具合で、これから一ヶ月!
JA全農の担当者も同じこと言うたはったなあ。
頼むから、晴れてぇ~~~。
天候がええ具合になりますようにーーー。
神棚に向かって、  

  『パンッ、パーン』         
 

  

 

 

 

・・・て言うてた後から、あの台風の連発!
       と、雨ばっかり。

特に、「23号」は、超キョーレツ!!

丹波地区の一部の畑は、大冠水。

  
もう、お手上げ状態です…..
  

けど、内んとこの「黒豆きな粉」の原料分だけは、
何としても、確保するのだあーっ!

ほなまた~~~。

カテゴリー
青の小話

新工場 竣工式!

本日「新工場 竣工式」でした。

  
着工したのは、去年の2月で、早や、1年半。
計画スタートからすると、足掛け3年がかり。
       

それも、元々有った場所(本社の工場敷地内)
         で、

・工場の仕事を全く止めずに、
・仮設の工場を造って、仮稼動。
・その間、クレームは出さずに、
・新工場が完成したら、ラインを戻して、
・いよいよ完全稼動に。

という、難しい状態をくぐり抜けて、
  
やっと到達したのですーーー!
(一部の調整、修正は、まだ若干残ってますが)

   

この間、キョーレツな「台風」の連発や、
震度4の「地震」が一日二回。
さらにさらに、急にバッチャーと来る「大雨」。
   …..などなどを

乗り越え、ささやかな、身内だけの小宴
「ミニ竣工式」をさせて頂きました。

思えば、この地へ移って来てから、約40年!
前近代的な「木造」工場で、コツコツと
地道に「くそ真面目に」モノ造りをしてきたんやなぁ。

と、一人で、しみじみ~~としたりしている
店主・中尾なのでありました。

なんぼ工場は新しくなっても、社員一同
この基本は忘れずに、原点に帰って、
これからも、『エエもん』造りに
精進させて頂きたいと思います!

 

  ほなまたーーー。

カテゴリー
黄の小話

成長

あー今年の夏は暑かった!!
暑いのがどわいキライなみきっぺです。

なんでかって汗で化粧が・・ホラ。
  
   くずれるでしょ!?
 
化粧崩れは女の敵よ、ってそんなグチを
いうコーナーではありませんでしたネ!
   
いきなり!

もいっちょ!


 
これなーんだ!?
正解者の方には、ハワイ旅行ー!
 
・・を実費で行ってきてくださーい (古いかな?このネタ)

正解は・・ごまの花です!
 
暑さにも負けず、台風にも負けず、
このごまちゃん、ごま君達は立派に
育ちました!パチパチ・・・

最初はこんなだったけど


 
今では


 
あの鼻息一つで飛んでってしまうようなゴマが
 
店主の背に追いつきそうなくらいでっかくなって!!

まるで親戚の子どもやね。

「あらーこんなに大きくなって!まあ。
そらおばちゃんも年とるはずやわぁーおほほ」的な。

でも、ただ単に水やりしてるだけじゃ
こんなに、まっすぐ伸びて、可愛い花を
咲かせられないのですよー

向井珍味堂の人々にあたたかく見守られて
愛情もたっぷりもらったから 
こんなにすくすく育ったのですね・・

 ジーン・・

まだまだ更に大きくなるのか
明日にでもゴマらしき物がでてくるのか
あいかわらず誰にもわからないけど

     みきごま日記は続く!!

カテゴリー
青の小話

新物の山椒届きました!

『新物』の、 ☆☆☆ 山 椒 ☆☆☆今年も産地から到着しました!

 
いつぞやの小話でもお話しましたように、
今年は、去年の夏とは、エッライ違おうて、
連日の日照り&高温のおかげ(?)で、

伸びるんも、仕上がり状態も、ムッチャ前倒しに
なってたんです!

ほんでもって、例年より20日ほども早く、
和歌山県は有田の産地のおっちゃんから、

      「新物・山椒」
               が

届きましたーーーぁ!!

けど、
暑過ぎたし、日が照り過ぎたんで、

「えらい、日焼けした赤い山椒」
         とちゃうやろか?

て、随分心配しておりましたんです。

          が、

結構、青みがかったエエ色してますやん!

さらに、この山椒の「実」を指で揉むと

         ・・・・・

ツーンと鼻の奥に抜ける、柑橘系の
澄んだ、いい香り!!

皆さんにこの場でお届けできないのんが、
残ー念ー。
         な程の、

『新物』の「ほんまもん」山椒の
香りでした。

 
この「挽きたて」の粉を、うなぎの蒲焼に
パラッとふりかけて、アツアツで食べたら、
っもーぉ、最高!!

またそれで、「手づくり七味」作ったら、
こりゃーまた、タマリマせんでー!

ほな、今日のところは、こんなもんで。
さいならーーー。

カテゴリー
青の小話

庶民のメニューがピンチ!

庶民のメニューがっ、ピンチですーーー!!

今回は、青のりの中でも、お徳用の
<<青サ、たこ焼き用青のり>>
のお話です。

庶民、特に我々関西人にとって無くては
ならないメニュー。

それは、ご存知!

『たこ焼き』

まわりは、カリカリ。
中身は、トローリ。
熱ッ、熱ッ。ハフッ、ハフーッ。
よく噛むと、しっかりとした
「たこ」の歯ごたえ!

暑い時やけど、これで、ビールを飲んだら
最高ーぅ!!

・・・あーあっ、仕事、早う終らして、
グーッと!・・・

いやいや、その前に小話、こばなし・・・。

もといっ!!

そんでもって、
トッピングには、やっぱり「青のり」。

ご家庭で、ちょっとリッチに食べる時には、
わが「四万十川の青海苔」が何と言っても
きれいな糸状で風味抜群なんでお勧めなんですが、

お祭りの夜店や屋台なんかでは、気軽に、
「青サ」、「たこ焼き用青のり」が

ふりかけてありますよねぇ。
ちょっと幅の広い、バラッとした感じのやつ!
採れているのは、各産地の海域。

・愛知県産

・瀬戸内産

原料の値段は、こだわりの四万十川の糸青のりの
約10分の1~8分の1という庶民的なもんなの
です。

そして、その採取時期は、

初夏(5~7月)と晩秋(11~12月)

の、年2回。

それが、前にもお話したように、

————————————————-

『新暦』と『旧暦』とが、変にずれている年は、
海のもん、も、山のもん、も、育ちが「変」。

で、今年は、春から「閏(うるう)」でズレ、

四万十川の「川のり」が、春以降の採取なので、
チョッピシ狂うてしもうたんかも?
で、大不作!

他の海藻類も、何ーんか作柄『変』。

————————————————-

てな状態なんです。

おまけに、今年は、なんとまあ6月から、記録的な
「台風」の連続パンチ!で、海は大荒れ。

不作でそれでのうても少ない「青サ」が、
生えても、生えても、流されてしまったんです。
トホホーーー(^^;)

と言うようなあんばいで、やっぱり『大自然』には、
勝たれへんのですわー。

まあ、秋以降の新芽が出てくるのを期待しときませう。

(もちろん、業務用でご契約頂いてるお得意様の
分は、ある程度ちゃんと量の確保してまっせー。)

けど一般には、

「もう、青サは、おまへん!」

て産地のオッちゃんに、言われてまうかも。

皆さん!ではでは、また。

カテゴリー
青の小話

台風10号

「四万十川」の下流が、台風の影響で大雨!!!今度は「台風10号」なんです。

西日本を長ぁ~~い時間かかって通り過ぎ、
ホッとした、と思ぅた矢先やったんです。

高知県・中村市で、なんと、

『3時間で250ミリ!!』

の記録的な大雨!

なーにぃー。それって、うちの四万十川の
青海苔の加工場のとこやん!!!

それでそれで、またまた、メチャメチャ
心配になって、四万十川に、電話したんです。

トゥルルルル・・・トゥルルルル・・・・・・ガチャ!

「はいっ、加用(四万十川の責任者の名前)
です。」

「毎度おおきに!中尾です。台風の後で、どえらい大雨
やったんやって!?

どないでっかー?
大水出て、工場とか倉庫とか水、漬いてません??」

「そらぁー、すんごい雨でしたよ~~。
それと、とんでもないカミナリ。

光ったかと思うた瞬間に、ピシャー、バリバリーー!!!

多分、街のあちこちに、雷落ちたと
思いますよおー。」

「どひゃー!そりゃー大変(タラー。)」

「四万十川も警戒水量をちょっと
超えてたけど、まあ、水害は、
心配せんでも大丈夫やったです。」

「ーホッ。よかったぁ~~。
そしたら、加工場も青海苔も
大丈夫やったんですね!
お大事に!
ほなっ、宜しゅう、頼んまっさー!!」

ガチャ!

と、いうところで、ほっと一安心。

こんだけ気ぃ揉まんならんのも、
はたまた天産物屋さんの宿命!
なんですっ。

けど、普通は、

1時間に50ミリ

雨降ったら、都会では、水浸し状態。
それが、
『3時間で250ミリ!!』

にも持ちこたえるとはっ!

さすが、自然と調和している「四万十川」
ならでは。て感じです。

川に、ダムが無いから、大増水しても
耐えられるように、自然がそうしてくれてるんです。

きっと、前にお話した『沈下橋』も、
濁流の水面下で、大水に耐えてたんでしょう!

【復習:沈下橋って?】・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

四万十川には基本的にダムが無いので、
大雨が降って増水すると、水面が物凄ーく上がってきます。

そんな時は、な、な、なんとこの橋が、

水面より下に沈んでしまうんです!!

その時もし「橋」に「欄干」が有ると、「橋」は激流に流されてしまう。てな訳で、「欄干」の無い、水面の下にもぐって「沈んで」しまう橋。

それが、「沈下橋」なんですわ!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

今回は、大自然の怖さとパワーに、
脱帽!

ほなまた。

カテゴリー
青の小話

リゾート感を・・・



ベトベト、むしむし、暑っ、暑ーう!
随分、蒸し暑く感じられる日々の連続。

これでも、梅雨ですかねぇー(^^;)。
もう夏、ですよねぇー・・・。

こんな時は、涼しげな川面を渡る

 自然のそよ風

なんかがいいですよねっ。

それには、何と言っても、

最後の清流

「四万十川」!!

 『中尾』が仕入れに行く、「冬」の景色もええけど、

☆★夏の四万十川でのキャンプ

憧れますよね~~~!
あーあっ、ゆっくり行きたいなぁーー。

暑い昼間は、河原の木陰で、昼寝。
夕方、陽が傾いてきて、スーッとそよ風が。

夕陽が、遠くの低い山影の向こうの海に
ゆっくりと沈んでいく。

そんなゆったりとした、
贅沢な時を・・・・・

しばし、あの秘蔵の画像で、ホッと一息。
涼しげで、ゆるやかで、ちょっぴり懐かしい、
そんなリゾート感を・・・

そして、遅くまで夜更かしして眠りこけて、
朝ぼーっと起きたら、

☆☆☆ 昇ったばかりの朝日に、☆☆☆
☆☆☆ キラキラとまばゆく光る、 ☆☆☆
☆☆☆ 綺麗に澄んだ四万十川☆☆☆

何べんも言うてすんません、

この「光る川面」。

店主 『中尾』は、これが好きなんです。
心に元気もらえるんです!!

・・・四万十川の青のりで、

スロ-ライフを。・・・

ほな。

カテゴリー
青の小話

新暦と旧暦

前回、『今年の、四万十川の「糸青のり」と「川のり」の作柄についてのお話を少々。』て、前フリしてましたんで、いよいよその本題のお話。

作柄とは:農作物の生育状態やでき具合の事

まず、今年の冬は、まあまあの自然条件のスタートで、
主に、冬(1~3月)に採れる「糸青のり」は、
昨年とは違い、ほぼ平年作の状態。

けど、「本物」へのこだわり証明のため、やっぱり
入札価格は、
「高止まり」状態!

一方、「川のり」(学名:ヒトエグサ(通称:あおさのり))
は、春3月から、本格的に採れ出すんですが、
これが、なぜか「不作」。
で、昨年の30~40%減!!

な、な、なんと、価格は、30~80%
高 !!!
(過去、ほぼ最高値!?)

 

この、「やめてくれーい状態」の原因は、何じゃろかい?
と思うて、いろいろ調べました。

すると、ここでふと気付いたんが、

「自然界の摂理」

つまり、前にもメルマガや、本店の「耳よりノート」、
「産地で聞いたおもしろ話」なんかで言うてたように、

自然界は、『旧暦』で動いているのだーー!

(『新暦』が絶対的やーと思うているのは、人間の
「ひとりよがり」なんや!?)

話は少々、ややこしくなりますが、
とにかく、この『新暦』と『旧暦』とが、大きく
ずれている年は、

海のもん、も、山のもん、も、育ちが「変」なんです。

 

ちなみに今年は、

(1)3月20日ころまでは、そのズレは、約20日程度
と、たいしたこと、なかったんですわ。

(2)ところが、その後、『旧暦』に閏(うるう)の2月が、
もう一回有り、

(3)その後、例えば、7月1日には、約50日弱ズレて
しまっているんです!!

【新暦・旧暦対応表】


赤の前後に注目。
3月20日は旧暦では2月30日⇒20日のズレ
7月1日は旧暦では5月14日⇒約50日のズレ!!!

 

川のり」は、まさにこの、「3月20日ころ」以降の
採取なので、チョッピシ狂うてしもうたんかも?

(同じ四万十川でも、冬(1~3月)に採れる「糸青のり」は、
この「狂い」の前に漁期が済んでたんで、「平年作」やったんかも!?)

他の海藻類も、

何ーんか作柄『変』。

て言われる産地の
オッちゃんも、居たはりまっせーーえ!

皆さん結構苦労したはる人が、たくさん。

ではでは、また。

カテゴリー
青の小話

糸青のりと川のり

四万十川の今年の冬の美しい景色のおまけで、今年の、四万十川の「糸青のり」と「川のり」の作柄についてのお話を少々。

その前にチョット、おさらい を!

よくある、

「「糸青のり」と「川のり」って
 どない違うんですかーー?」

という、ご質問なのですが。
(そんなん、もう良く知ってるわい!
 という方には、スンマセン。)

まず、「糸青のり」は、ご存知、お好み焼き や
たこ焼き などなどにふりかける

「青のり粉」
の原料で、まるで女性の長い黒髪のような草状。
採取、天日干し風景は、こんなのです。

次に、「川のり」は、ヒトエグサ という種類の海藻で、
(通称:あおさのり とも言いますが。)


「四万十川のり佃煮」
の原料で、少々ごわごわとした塊のような「のり」。
四万十川のほん海に近い(海岸から1~2Km)
ところに網を張ると、自然に生えてきます。

さて本題の「作柄」のお話。

は、前置きが長ぁーなり過ぎましたんで、
すんません、次回に!

ほなまた。